「国際バカロレア」（大学入学資格試験）に、日本語による受験を追加するらしい
読売新聞の記事「海外大学の入学資格、日本語でも取得可能に」によると、「国際バカロレア」が、日本語の受験が可能になるとか。 ただし、「英語力を担保するため、一部の授業や試験は英語で実施する」ということだ。
記事では、「日本からの海外留学が促進される」としているが、更に加えて、もし日本の大学がこの「国際バカロレア」なる試験で入学させるようにすると、日本の受験生の力が≪国際化≫されることになる。つまり、日本の大学に入るのも、外国の大学に入る並みの力が必要になる。ここでいう「力」は、知識だけではなくて、考える力、問題解決能力、加えてコミュニケーション能力などを含めたものを評価するようになっていると期待される。つまり、日本の大学は、センター試験に依存する代わりに、「国際バカロレア」に依存して、国際的な競争力を獲得できるのではないだろうか？