Engadget Japanese: 軍用ヒト型試験ロボ PETMAN、防護服とガスマスクを装着 (動画) ~
Engadget Japanese: 軍用ヒト型試験ロボ PETMAN、防護服とガスマスクを装着 (動画).
例の4足歩行のロボット(2008年にはビデオが出ていた。「動画:蹴られても滑っても立ち直る四脚ロボ BigDog」)を作っているBoston Dynamics社が、ヒューマノイドを作っていたのは、今まで知らなかった。と思って検索したら、なんと2011年11月には「動画:軍用四脚ロボ BigDog のヒューマノイド版 PETMAN、両腕を獲得」という記事が出ていた。認識不足だが、当然の帰結か。
で、と、なぜ防護服とガスマスクなのか?記事に曰く
防護スーツなどの性能を実際の戦場に近い状況でテストするために作られました
ということで、
しかしPETMANは人間の模倣そのものを目的とすることから、最新モデルではもはや服を着ると人間のようにしかみえない、むしろ人間が高性能なロボットを演じているようにすら見えます。(全身に伸びるワイヤー類は転倒・破損の防止や動力、センサー接続などのため)。
一方で人間に近ければ近いほど、微妙にキレの良すぎる動作や異様な動作音といった違和感が際立つのもたしか。ヒューマノイドロボットは人間に近づくとある段階から急に違和感のほうが先だち不気味に見えるという「不気味の壁」説を、顔も表情もなく動きで示しているかのようです。
確かに、「わー、かわいい」というのではなくて、もはや、「俺はロボットだが、何か?」という感じがしますな。 最後のほうに付けてくれてある2009年当時の歩行の様子は、よちよち歩きという感じがしますが。(質感はごついけれど)
さて、これからどうなるのでしょうか? 戦場で戦うのはこういうロボットになるのかな? やだな。
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と思ったら、TechCrunchでも同じネタの記事。 ただしこちらは、「TechCrunch Japan: ヒト型ロボットPETMANは大型犬を散歩させられそう.」 曰く
こちらのロボットは防災服を着てガスマスクを付けているが、犬型ロボットよりも怖い。いまのところケーブルで操作するようだが、自立したPETMANに汚染地域から追い払われることを想像すると、ほんとに怖い。まず、この服装ではあまりにも人間に似すぎている。第二に、人の願いなど聞き入れてくれそうもない。これぞまさに、誰かの言う未来社会だ。まだ、そこらにうじゃうじゃとはいないから、やや気は楽だが。
さらに最後のビデオで、
さらに、PETMANはダンスをする。
というのだが、ダンスというよりは必死こいて歩いているように見えるのだが。