WIRED.jp: 諸言語の源「祖語」をコンピューターで復元 〜 こんなのはコンピュータが得意かも！
WIRED.jp: 諸言語の源「祖語」をコンピューターで復元.
記事に曰く、
「Nature」誌に掲載された、研究論文についての概要によると、このプログラムは話し言葉の機能が時間とともにどのように変化したかについての理論や規則を求め、それを現代の言語に適用するものだ。確率論的モデリングを複数のアルゴリズムと組み合わせて使用することにより、「現代の言語から祖語（Proto-language）を自動的に、正確に復元する」という。
原題は「Automated reconstruction of ancient languages using probabilistic models of sound change」、出典はPNAS（米国科学アカデミー紀要）というのが正しい。
タイトルから見るに、音の変遷を確率モデル化し、それによって祖先語を自動再現する、ということのようだ。音の変遷は古くから議論されていたようで、それをコンピュータ解析したら何か出てきた、ということなのかと思う。コンピュータは、人間が考えるより多くの組み合わせを高速に試すことができるから、それを生かした研究ということだろう。面白いし、こういう発想は真似したいと思った。