TechCrunch Japan: Duolingoでスペイン語を勉強すると大学やRosetta Stoneよりも効果的–という調査結果
TechCrunch Japan: Duolingoでスペイン語を勉強すると大学やRosetta Stoneよりも効果的–という調査結果.
教育のオンライン化が急速に進んでいるが、オンラインで学ぶことの実際の効果については、まだそれほど研究が進んでいない。CAPTCHAを発明したLuis von Ahnが創設した言語学習サービスDuolingoはこのほど、この事業の効果に関する委託調査を行い、その報告書[PDF]を公開した。結果は当のvon Ahnにとっても意外なもので、Duolingoのユーザは、大学の一学期に相当するスペイン語の学習を34時間で習得している。
また、言語学習サイトの老舗であるRosetta Stoneと比較すると、Duolingoのユーザが34時間で習得する内容に、Rosetta Stoneのユーザは55から60時間を要している。
というわけだが、34時間というのは大学の授業と比べて時間的にどうか? 米国の大学の1学期間だとどうなのか? 週に3回、1時間?、3か月=12週、とすると合計で36時間。じゃあまり変わらないではないか?
さて大学で一生懸命外国語の授業をしているのは、何なのだろう? そもそも、大学で外国語を学ぶには(学生本人にとっての)動機づけが定かでないのではないか? 動機があれば一生懸命勉強するだろうが、動機がなければ結果は推して知るべし。うちの学科では英語を必修にしているが、動機はほとんどない。いくら「就職したら必要」と言ってみても、目前で必要が無ければ動機づけられないようだ。なら、授業を全部英語にするか?