TechCrunch Japan: Vinod Khoslaもついにプログラミング教育大衆化に乗り出す!–実践学習のLearnStreet ~ 「プログラミング文盲退治」って本気かよ?

TechCrunch Japan: Vinod Khoslaもついにプログラミング教育大衆化に乗り出す!–実践学習のLearnStreet.

この記事によると、どうもプログラミング(オンライン)教育は本格的に始まったようだ。 それぞれのプロジェクトが、1つ1つ違った思惑を持っていて、最終的に何が残るのか興味が尽きない。 MITのOpenCourseWareは知の集積、知の保存、知の自慢というようなところから始まったように見えたし、Kahn Academyはどちらかというと子供たちの教育レベルをどうやって上げるかということから始まったように見える。 ここで取り上げられているLearnStreetは、「プログラミング文盲を減らす・無くす」といった発想のようである。

なぜそこまで真剣なのか。Khoslaは曰く、“起業家やVCとしての長年の経験から言えるのは、新しいビジネスやオポチュニティを作りだすのにプログラミングがきわめて重大な役割を演じていることだ。それなのに、いまだに圧倒的に多くの人びとがプログラミング文盲なのは、異常だ*。LearnStreetはプログラミングを民主化し、あらゆる分野の人びとにとって、プログラミングを実用的で有意義なものにしていく”。〔*: プログラミング文盲の全社会的解消については、この記事で取り上げられている本も。〕

プログラミングは、読み書きと同じぐらい大事なもの、無いと文化的な生活が送れないようなもの、なのだろうか?古い人間にはピンとこないところも多い。

それよりなにより、今のプログラマ供給不足だから、我々はメシを食えるのであって、みんながプログラムを書けるようになったら、メシの食い上げではないか。同じ意味で、プログラミングの自動化にもみんな乗り気でない(ように見えるほど遅々として進まない)が、この文盲退治も乗り気じゃない? 否、今や本気でやる時になったのかも知れない。プログラミング言語なんてどうでもいいが、直列実行や条件分岐、繰り返し、変数(これはちょっと疑問あり)などの概念は、もしかすると必須なのかもしれない。

教育, 日々

Posted by yamanouc