CNET Japan 孫社長、スマホ時代は“つながりやすさ”と“速さ”が鍵
CNET Japan 孫社長、スマホ時代は“つながりやすさ”と“速さ”が鍵. 記事に曰く
そのためか孫氏は会見の冒頭、「最近とても感じていることがある。それは競争というのは本当にすばらしいことなんだなということ。我々はモバイルの世界で日々競争しており、競合であるKDDI、ドコモはネットワーク、端末、サービス、料金体系などで一生懸命頑張っている。我々も何としてもそれを超えるんだ、何としても多くの顧客に喜んでもらおうというつもりで日夜努力を続けている」と語る。
確かにその通りだと言うことを、スマホ戦争では実感する。 昔から競争が技術やサービスを進める事例はたくさんあるが、今回も実にその通りで、私もすばらしいと思う。
その昔を考えると、移動通信は米兵のウォーキートーキー(トランシーバー)であり、業務用無線であり、アマチュア無線であり、自分も使いたいなぁとあこがれたものだった。だからこそアマチュア無線を試したり、その中でタクシー無線のジャンク機材を買って改造してみたり、市民バンドを試みたり、であった。そのあこがれは、固定電話ではなくて、移動しながら通話ができることだったのだと思う。ウィキペディアの自動車電話の項によるとNTTの自動車電話のサービスが1979年だそうで、30年余り前のことになるが当時はごく特別な人が使っているだけであり、ステータスシンボルでもあったように思う。ハンディになったのが1991年であり、それから20年間でディジタル化、高速化、データ通信+データ端末(スマホ)化が進展したということで、実にあっという間に大きく様変わりしたような気がする。
Docomo、Au、ソフトバンクが、単なる消耗戦にならず、技術やサービスが進む方向へ進み続けて欲しいと強く思う。