TechCrunch Japan: Adafruitが子ども向け電子工学教育をYouTubeビデオで開始 ~ どうかな?
TechCrunch Japan: Adafruitが子ども向け電子工学教育をYouTubeビデオで開始.
前提知識: Adafruitは、TechCrunchの記事「Adafruit Industriesの本社工場でLimor FriedとAdabotに会う」によると
Limor Friedが経営しているニューヨークマンハッタンのすばらしいエレクトロニクスショップ(shop, 工房)だ。彼女は自分の会社をMITの学生寮で興し、クールな電子工作キットを友人たちに売っていた。そして徐々に、Arduino基板用のいろんなアドオンなど、ホビイストのための多様な製品を作るようになった。今では電子工作のハウツー本や、ケース類も作っている。今、製品の点数(品目数)は1302で、毎日約600の注文がある。
ということで、今回の記事の話題は、Adafruitによる、Limor Friedさん(Lady Adaと呼ばれるとか)も出演している、子供向けビデオである。
さて、内容なのだが、なんとなく「科学館」的な匂いがする。悪くはないのだが、私自身が子供のころに入った電子工作への入り口は、ぜんぜん違うものだった。つまり、小学生に難しいことは分からないので、そんなものはすっ飛ばしていたのである。 なんとなくのイメージで理解して、とにかく物を作っていた。その結果が真空管式のラジオであったりアンプであったり、トランジスタ式の変化検出ブザー(たとえば雨降りやお風呂の警報機)だった。 その後、簡単な論理ICが手に入るようになって、カウンターだの時計だの、こちゃこちゃ作るようになった。
むしろ、そんなイントロが1つの入り口になるのではないか、と思った。 通販で安く手に入るパーツを使った工作で、こんなビデオを作れないものかな? ロボットについてはディアゴスティーニだったかでシリーズ雑誌が出始めたらしいけれど、小学生ぐらいをターゲットにした、もう少し手軽なものがないものだろうか?