TechCrunch Japan: 教育による物理大学のリプレースが驚異的なペースで進んでいる

TechCrunch Japan: オンライン教育による物理大学のリプレースが驚異的なペースで進んでいる.

もしこの指摘通りなら、本当に「えらい勢い」で進んでいることになる。曰く

一か月前には、合衆国最大の大学機構(カリフォルニア州立大学)がオンラインコースに正規の履修証明を発行する(単位を与える)ようになり, またいくつかの名門大学が学位取得条件から履修時間(出席時間)を外し

であり、

そして、もっとも革新的と思われるのが、University of Wisconsin(ウィスコンシン大学)による、学位取得条件からの履修時間の排除だ。学生たちの要件は、テストに受かることと、学位取得関連費用を払うこと、これだけになった。

である。知らなかったのだが、引用されているCNNの記事によると

A broader review of research by the U.S. Department of Education in 2009 discovered that “students who took all or part of their class online performed better, on average, than those taking the same course through traditional face-to-face instruction."

という話があるのだそうで、また、このTechCrunchの記事では次のようなこと

また、物理学の講義を通常の物理学の教師からではなく、オンラインでノーベル賞受賞者から受けた者は、試験の点が倍近く高かった、という報告もある [PDF]。

も言っているが、PDFファイルである元記事はNew England Journal of Medicine誌に掲載されたStanford School of  Medicineの2人の先生からの論文で、Stanford School of Medicineによる紹介記事に曰く

To make better use of the fixed amount of educational time available to train doctors, dramatic changes are needed in medical education including re-imagining the traditional lecture format, according to a perspective piece to be published tomorrow in the New England Journal of Medicine by two Stanford professors.

とうわけで、医者の養成の効率を上げるためにオンライン教育が有効という話なのだが、その中に証左として、物理学云々が出て来ている。

とにかく、見ているとかなりの勢いで、オンライン教育が認知され、実用され始めていることが察せられる。我々も尻に火がつきそうだ。さて、どうする?

 

 

教育

Posted by yamanouc