TechCrunch Japan: フランスのアーチストが自作ロボットのパーツを無料で配布 ~ 「無料」とは?

TechCrunch Japan: フランスのアーチストが自作ロボットのパーツを無料で配布.

この記事で面白いのは、「無料」というところである。設計図が無料なのだ。ここしばらく、プログラムがフリーであることについて慣れてきた。プログラムは電子的にコピーさえすればそのまま使える。モノはそうは行かない。配布すると言っても、モノを配布するには材料費や送料もかかる。

ところが3Dプリンタによって面白いことが起こりつつある。設計図(設計データ)をフリーで配布することによって、材料費は若干負担しなければならないものの、モノのコピーが(ほとんど)タダで手に入る。これはモノの流通にとっておもしろい。

といって、現時点で将来何が起こるのか全く予想が付かないのだが。 たとえば、靴屋へ行って靴を買う代わりに、設計図を(フリーで)手に入れて3Dプリンタで作る。服屋は設計図のデザイン料を取る。 う~~ん。