もりぞお: フィリピンSkypeオンライン英会話をやってみた 超格安で自力で英語を身につける方法

(1)もりぞお: フィリピンSkypeオンライン英会話をやってみた 超格安で自力で英語を身につける方法
(2)日経ビジネス 田村耕太郎の「経世済民見聞録」 「フィリピン英会話はアメリカで通用しない!」 米名門校の学生から正統派英語を身につけ、世界で通用する人材に

を見て。

前者(1)は、使ってみての感想で、現状を肯定した上で最大限役立てようというスタンス。最後のポイント

ただ、英会話教室と大きく違うのが、まだ黎明期であるが故にカリキュラムが全然ないことです。
一応、むこうと共通のテキストを使って教わる事は出来るのですが、初心者がゼロから始めるにあたって、文法とかをStep by Stepで習うのはちとキツイかもしれません。

ある程度喋れる人なら、雑談の練習として非常に役に立つのですが、さらに有効な使い方を「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の作者の方が提言してくれてます。

Online英会話の授業を効果的に行う方法 (1)英作文の添削をお願いする

話したい内容を自分で英作文してそれを添削してもらう
残りの時間でそのことに関して雑談する

英語の表現方法やボキャブラリーを増やす事も出来るし、英会話のスキルも上げられる。イメージとしては、自分で自作のテキストを作ってそのテキストを使ってレッスンを受ける感じです。

は、多分そうだろうな、と大いに賛成。

後者(2)は、「スキマトーク」という米国西海岸ベースのオンライン英会話スクールを立ち上げた方のようで、「質が違う」と主張されている。曰く

まず、講師の質について。現在はネイティブ英語スピーカーに限っているので、当然ながら訛りがありません。英会話インストラクターの経験が豊富な学生や、インストラクターの経験はなくてもアメリカの大学受験をくぐり抜けてきた地頭の良い学生を中心にリクルートしています。

比較として、昔のベルリッツでは、有資格者にベルリッツの研修を受けさせて、かつベルリッツのメソッドによる教材を用いて、授業をしていた。いわゆる「会話学校」では同様のスタンスを取るところが多かったように思う。それに比べると、インストラクターの経験なし、とか、インストラクターの資格(外国人に英語を教える資格)なし、というのは負けてはいる。

で、落としどころはどこか? 安いのは有難いが、安くても効果が無いのでは意味がない。一方で、効果が出るか否かは受ける側のやる気のようなものにも依存するだろう。(受ける側の現在の英語レベルは、少なくとも英会話学校の場合はプレースメントテストをして測っていた。どのレベルにも対応します、という話だった。)

また、(1)で言っているように、フィリピンの場合は「まだメソッドが確立していない」状態なので、英会話学校のようにカリキュラムがしっかりしていることは望めない。 いまのところは(1)で勧めているように、自分から題材を持ちかけるような使い方をするのがいいのだろう。

安いと、やる気が少ないか? その辺りが分かれ目のような気もする。

教育, 日々

Posted by yamanouc