ITmedia News： ソニー、テープレコーダーの出荷終了 ～ 何だかなぁ…
ITmedia: [ITmedia News] ソニー、テープレコーダーの出荷終了.
これがソニーの最後のテープレコーダーだそうです。 感想を２つほど。
その１．先日「古い（４０年以上昔の）録音が出てきたんだけれど」と言って、古い友達からテープを送ってもらいました。友達曰く「オープンリールなんだけれど、どうせ再生できないだろうから、カセットにして送るよ」… カセットすら最近は手元に無いんだがなぁ。 その後会った時に、「音も動画も、どうやって取っておけば良いんだろう？」 と悩むことしきり。 ディジタルにすれば多少は延命できるだろうけれど、それでも画面の解像度などはどんどん高くなるから、今の解像度だと小さなウィンドウにしか再生できないのでは？ デコードソフトもその時点のＯＳに対応しないかもしれない。 まあ、半世紀近くも昔なんだし…
その２．コンピュータハードウェアの授業で。 ハードディスクの原理を説明する時、「ほら、この円盤の上に磁性体、と言っても分からんだろうなあ、カセットテープやビデオテープの表面に塗ってある茶色い粉と同じようなものなんだがなぁ」 と言ったら、きょとんとしているのでよく聞いたら、もはやカセットもビデオテープも過去のものになっているようだった。 今後、どうやって授業をすればいいのだろう？ 「あのテープは、動くと読み取れるのだけれど、静止していると読めないんだよね」という話を、実感として分かってもらえない！