@IT: JavaによるマルチOSスマホ開発Codename One登場 ~ Javaでの並列スケールアップの話がこれからおもしろそう?

@IT: JavaによるマルチOSスマホ開発Codename One登場.  記事に曰く、

 Community Keynoteの最初を飾ったのはProject Sumatraの紹介だ。単一コアの処理速度向上が頭打ちになりつつある現在、並列コンピューティングによる処理速度向上がトレンドとなっており、Java 7ではFrok/Joinフレームワークで容易に多数のプロセッサコアを利用できるようになった。

Sumatraはさらに一歩進めてJavaで「ヘテロジニアスコンピューティング(Heterogeneous Computing)」によるスケールアップを目指している。Sumatraでは処理速度向上をGPUによる平行演算とマルチCPUコアを組み合わせた処理を「Aparapi」と呼ばれる簡単なAPIモデルを通して、またはプログラムコードの変更なしに透過的に行えるようにする。

具体的にJava 7ではAparapiとOpenCLで、Java 8ではLambda、HSA(Heterogeneous System Architecture – AMDの提案する実行フレームワーク/プログラミングモデル)で、最終的にJava 9ではJVM自体にSumatraを組み込んでAparapiやOpenCL、HSAを意識することなく高速並列コンピューティングが可能になるようにするというロードマップも提示された。

と、並列プログラミング屋にとって、なかなか興味深い。「透過的」はほんまかいなというのが最初の印象だが。

でも、おもしろそうだ。

並列, 日々

Posted by yamanouc