TechCrunch Japan: Famo.usがHTML5アプリ高速化の秘密を明かす–transitionsをJavaScript化
TechCrunch Japan: Famo.usがHTML5アプリ高速化の秘密を明かす–transitionsをJavaScript化.
ふ~ん、ですが、
結局Luは、問題をブラウザのパフォーマンスの障害になっている部分を迂回する形で解決した。そのときチームは、そのために自分たちが作ったフレームワークのほうが、それを使って作っているプロダクトよりも重要だ、と気づいた。そこで、彼らは方向転換をした。
ふつう、HTML5/CSS3/JavaScriptのアプリを扱うブラウザは、CSSのtransitionsを処理してから、その計算結果をGPUに渡す。Famo.usが発見したのは、transitionsのレンダリングはJavaScriptでやってからCSSタグを付けて直接GPUに計算を渡すほうが、数倍速いということだ。
GPUへのアクセス方法は、製品によってまちまちだ。たとえばiOSのネイティブラッパーを使うときは、Famo.usはOpenGLを使ってGPUに処理を渡す。X-BoxならDirectXだ。Famo.usのフレームワークは、こういう、製品ごとの違いにすべて対応する。しかもプラグインは不要で、JavaScriptのライブラリを使うだけだ。アプリをCanvasやWebGLのような埋め込みオブジェクトにしてしまうようなものは、何も使わない。
ですと。 大変そうですな。 ちょこっと、という感じでは到底出来そうもない。