Exciteびっくりニュース: チョコ摂取量多い国、ノーベル賞輩出の確率高まる=研究

Excite世界びっくりニュース:  チョコ摂取量多い国、ノーベル賞輩出の確率高まる=研究.

チョコレート消費量とノーベル賞受賞者を輩出する確率に相関関係を見いだしたのは、米ニューヨークの病院に勤務するフランツ・メッサーリ医師。同医師はこの相関関係を、ココアやワインに含まれる抗酸化物質フラボノイドが、認知力テストで高得点を獲得することに関係するという研究から思い付き、23カ国のチョコレート摂取量とノーベル賞受賞者数の人口比を調べたという。

物理学者のエリック・コーネル氏は、チョコレート消費量は国の富に関連し、質の高い研究も国の富に関連すると指摘。ゆえに、「チョコレート消費量と質の高い研究に関連性があると言えるだろう。ただし、直接的な因果関係はないが」と付け加えた。

ということで、風が吹くと桶屋が儲かるというのは、因果関係が有るというべきか無いというべきか、悩ましいわけで… データマイニングの研究をすると、どうしてもこのような「何が何だかわからない」相関が出てくる。相関は元々は方向性が無いのだから、時には因果が逆方向であったりする。また、このニュースのように、全く違う経路での因果関係が疑われることもある。

データマイニングのお題目である「データをもって語らせる」は、本当は「相関がある」までしか言えないことに留意すべきだろう。