日経ビジネスオンラインより  「良くも悪くも中国人は嘘をつく  素知らぬ顔で自分の利益を追求する交渉術が必要だ」

日経ビジネスオンラインより  「良くも悪くも中国人は嘘をつく  素知らぬ顔で自分の利益を追求する交渉術が必要だ」

きついタイトル付けであるが、内容はかなり(双方に)好意的で、楽観的である。 この記事の言い分と付き合わせられるだけの経験がないのは、どうも気持ちが悪い。 知っている中国人の日ごろの態度・生き方を見ると、確かに押し通すようなところがある気もする。

もう一つステレオタイプを承知で中国人の特徴をいえば、自分たちの利益のために衝突を恐れない人たちである。日本人は互いが遠慮して衝突を避け、その間に できる暗黙の緩衝地帯をはさんだ人間関係を構築する。だが中国人は緩衝地帯などお構いなく、衝突するまで相手の利益に食い込んでいく。相手が一歩譲れば、 二歩進み、反撃されてやっと進撃を止めるのが中国式の交渉であり、政治であり、人間関係だ。

というあたりは、かなり納得するケースを見てきた。 しかし、「中国人は嘘をつく」 かどうかは、よく知らない。 生憎と、だまされるほどの嘘を付かれたことがない。 せいぜい「うまく言いぬけたな」と思った程度である。しかも、同じようなことは国籍によらず経験したことがあるので、中国人だから、とは言えない。

もちろん、中国でビジネスをされている方、中国相手の交渉をされている方は、そんなものではない、とおっしゃるのだろうが。 また、中国人といっても、置かれている立場によって、またこちらとの関係の種類によって、まったく違うようなので、やっぱりケースバーケースで、1つのステレオタイプをかざすことは無理、ということなのだろうと思う。いい加減な結論であるが。

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Posted by yamanouc