WIRED.jp: ニュルンベルク トイフェアで見た「おもちゃ3.0」と日本の「ガラパゴス症候群」 ~ 『日本』と括るのがどうもね?

WIRED.jp: ニュルンベルク トイフェアで見た「おもちゃ3.0」と日本の「ガラパゴス症候群」.

曰く

今年のテーマは、「おもちゃ3.0」。特に「iToys」に絞られていた。iToyとは、いわゆる伝統的なおもちゃに、ヴァーチャルな仕組みを加えたもの(スマホがコントローラーになるラジコンや、タブレットでプレイできるボードゲーム、Activisionの「Skylanders」のようにコンソールゲームでインタラクティヴになるフィギュアなど)を指している。

で、日本のおもちゃがこういうものに対応せず、欧米ではタブレットやらロボットやらドローンが盛んなのに、日本では競合するものがないのは、ガラパゴスではないか、というコメントである。

そうなのだろうか? 最近の欧米の様子を見ていないのでよく分からないが、ゲームについては日本がかなり先頭に近い線を走っているのだろう。日本の子供たちは、ロボットやらドローンなどではなく、ゲームをしている時間が長そうだ。 それどころか、外遊びやスポーツの時間すらゲームが奪っているような気がする。

ゲームの幼児期発達に対する良し悪しの議論は大いにしたいと思うが、ちょっと脇に置くとして、「日本が遅れている」というのはどうだろうか? 一種の自虐世界観のような気がするのは、考えすぎか?

で、ゲームの良し悪し。 これは、はっきり言ってゲームはかなり問題があると思う。 第1に体を動かさないことは非常によくなかろう。 第2に非常に受身であることは非常によくなかろう。 ゲームに勝つためにいろいろな工夫をする中で、その方面の発達はあると思うが、枠組みがあらかじめ与えられていることが欠点のように思う。何もないところからいろいろ考える、たとえば少年キャンプのようにどうやって生き延びるか、どうやって人と共同して目的を達成するか、周りにあるものをどう活用するか、といった体験は、ゲームの中ではどうしても難しかろう。 その点で、ゲームには否定的である。

でも、それと『日本のおもちゃはガラパゴス』とは、何か違うような気がしてならないのだが。